2001年2月17日土曜日


 インターネット博覧会「インパク」の高知県パビリオンのテーマのひとつ、路面電車のコーナー
では、土佐電鉄の路面電車を体験運転するイベントを行っています。
 このイベントに参加をして、実際に運転をしてきました。
 今回の体験運転では、このイギリス製ポルトガル・リスボン市電の910号を自分で運転さ
せることが目的となります。実際に営業に就いているこの電車を、桟橋車庫内の短い区間を
運転するだけなのですが、全く初めての経験です。果たしてどうなることやら・・・
 さっそく教習生となって、運転の練習です。
 まずは練習用に動かなくしてある214号で、操作手順を覚えます。
 「圧(圧力計のこと)よし!前方オーライ!発車オーライ!」と安全確認して足元にある
警笛ペダルを踏んでから、実際の運転操作となります。
 まず、1の逆転レバーを前に突いて、2のブレーキレバーを解除させます。そして、3の
ノッチを動かすと電車は動くようになります。
 電車が動いたら、今度は電車を止めることになります。下の写真では右方向に向いて
あるブレーキレバーですが、止める前は手前方向にあり、それを右へ一度、その次に左
へ三度ほどひねることによって、電車が止まるようになります。
 この止めることが一番難しい動作となります。
 214号での練習もそこそこに、すぐ910号を実際に運転しながらの練習となりました。
 もちろん、教官が手を添えながらの運転です。今さっき覚えたばかりの手順で運転します。やはり、最後のブレーキ動作がう
まくできません。もう一度214号へ戻って、ブレーキを中心に練習しました。
 何度か練習を行って、最後の運転となりました。
 もう一度910号に乗り込み、今回の参加者が順番に2往復の
運転を行っていきます。
 最初の1往復はやはり教官が手を添えての運転ですが、最後
の1往復はなんと手を添えずに、完全に自分だけでの運転となり
ました。
 緊張しっぱなしの私は、やはりブレーキがうまくできません。急
ブレーキをかけたり、行き過ぎてしまったり・・・
 今回の参加者は10人だったのですが、かなりうまい運転がで
きる人もいれば、私みたいにブレーキがうまくできなかった人もい
ました。本当の運転士になるには6ヶ月必要のようで、私の運転
操作は、教官の最初の頃と同じだと言っておられました。
 なんだかんだで体験運転が終了し、最後は運転証明書をいた
だきました。
 小さい頃はよく電車の運転席の後ろで運転の様子を見ていて、やってみたいなぁ、と思っていたりしましたが、こんな形
で実現するとは思いもよりませんでした。
 最後に、このイベントを企画してくださったインパク関係者、土佐電鉄のみなさんに心より感謝いたします。
 練習の合間に、桟橋車庫にある電車を撮って
きました。

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